北海道の食の祭典! さっぽろオータムフェスト2015 グルメレポート
さっぽろオータムフェスト2015に行ってきました! 毎年恒例の食べ歩きレポートです。
今年は 9/11~10/4 と期間延長のロングラン開催。特にシルバーウィーク中は大変な賑わいでした。
これまでは地元の方が楽しむ、地元のための秋のイベントという雰囲気でしたが、
平日でも観光客らしき方やツアーでお越しのお客様がかなり見られ、全国的な認知度の高さがうかがえます。
嬉しい反面、ゆっくり堪能するなら平日をおすすめします。
年々進化するラーメン祭り! ひと工夫が楽しい一杯が勢揃い
さっぽろオータムフェストの「HOKKAIDOラーメン祭り」は、会期ごとに入れ替わりがあり、
全部で21店舗のラーメン店が出店します。北海道産小麦の麺を使い、スープにも北海道の魅力や工夫を
それぞれ盛り込みます。地元の人が楽しめるラーメンというのが嬉しいポイントです。
独断と偏見で恐縮ですが… 3年前に比べると格段に美味しくなっていると思います!!
味噌ラーメンを例にあげると、注文のたびに鉄鍋で野菜を炒めてアツアツを提供しているお店が多かったのです。
札幌味噌ラーメンは ”あおり” が基本ですから、そこを押さえているお店は「おっ」と目を引きます。
また、らーめん石黒(苫小牧市)の「昔風しょうゆらーめん」では ”ホッキ魚醤” を隠し味に使うなど、
北海道産素材を絡めてひと工夫されている点にも拍手でした。ただの昔風ではないんですね~。
そのほか印象的だったのは「だし系」を使ったラーメンです。
開高(帯広市)の「カキだし味噌らー麺・ホエー豚チャーシューのせ」では、
”エスプーマで泡状にしたカキだし” が目を引きましたし、らーめん孝一郎(小樽市)
「タコだし塩らーめん」は”タコだし” というのがユニークでしたよ。いろんなだしがありますね。
個人的に好きだったラーメンは、武蔵坊弁慶(函館)「大沼牛もつらーめん」。
こちらも注文後に小鍋でひとつひとつ仕上げているのでアツアツです。
醤油ベースのスープに、牛もつから出る濃厚な牛脂の甘みとキャベツの野菜の旨みが絶妙で、
牛もつもふわふわプリプリで、もつだけでも追加注文したかったくらいです。
「スープカレー」×「ラーメン」のコラボメニューも札幌ならではの面白い組み合わせでした。
コレうま! 北海道産食材はまさに宝の山
今回食べたメニューの備忘録です。全部北海道産なのがまた嬉しいところ。
まずは、「あわび」「牡蠣」「ホッキ貝」などお好みの海産物は炭焼きや蒸し焼きでシンプルに堪能!
「ウニパスタ」「ウニごはん」「ウニ&カニ焼きそば」「ズワイガニ油そば」などの
北海道食材を使った創作料理でお腹を満たしつつ、大統領しいたけというビッグな「椎茸のチーズ焼き」や、
北海道産モッツァレラチーズの「窯焼きピザ」をお酒と一緒にパクリ。
小腹がすいたら、旬の牡蠣を使った「牡蠣フライ」や「牡蠣チャウダー」で身体を温めつつ、
締めは北海道産イチゴで作る冷たいデザートで終焉…。
一日では食べきれませんので、ちょこちょこ行くのが丁度よいかと思います。
北海道は、海に囲まれているため「海産物」が豊富です。
土地に恵まれ、お米や小麦、野菜などの「農産物」の生産が盛んです。
また「酪農」は昔から力を入れており、牛乳やチーズ、ヨーグルト、アイスなどの加工品のほか、
今ではそれらを使った「スイーツ類」にも注目が集まっています。
北海道には数多くの醸造所があり、ワインや日本酒、ビール、ウイスキーなどの「お酒」も自慢です。
やるじゃん、北海道…! とあらためて感じさせてくれるラインナップに、ついつい毎年足を運んでしまいます。
北海道グルメというと、本州方面だと「メニューだけ」に目を向けがちですが、
『北海道グルメ × 北海道のお酒』や『北海道産グルメ × 北海道スイーツ』などの
マリアージュによるメニュー提案もこの先どんどん増えるといいですね。
飲食店をされている方にはぜひ一度お越しいただきたいです。
このイベントに行くだけで『北海道フェア』のメニューが出来上がります!
過去のイベントレポート
≫ さっぽろオータムフェスト2014◆北海道グルメが集結!
≫ さっぽろオータムフェスト2013◆HOKKAIDOラーメン祭り